【広告・PRを含みます】

通勤中や運転中も音楽を聴きたい、ナビの音声を聞きたい――そんな理由でイヤホンをつけたまま自転車や車を運転している人は少なくありません。ですが、この行為が法律に抵触する可能性があることは意外と知られていません。この記事では、自転車・自動車それぞれのルールを整理します。
※本記事は複数の公的機関・専門メディアの情報を比較・分析して紹介するものです。条例は都道府県ごとに異なり、内容も変更される可能性があるため、最終的な判断はお住まいの都道府県警察の公式情報でご確認ください。

運転中のルール記事のリード画像

目次

  1. 自転車・車ともに全国一律の禁止規定はない
  2. 都道府県の条例で規制されている
  3. よくある質問
  4. まとめ

1. 自転車・車ともに全国一律の禁止規定はない

イヤホンをつけたままの運転について、道路交通法そのものには直接的な禁止規定はありません。「イヤホン運転=即違反」というわけではなく、実際の取り締まりは各都道府県が定める条例(道路交通法施行細則)に基づいて行われています。

  • 国の法律である道路交通法には、イヤホン使用そのものを禁じる条文はない
  • 取り締まりの根拠は都道府県ごとの条例(道路交通法施行細則)

ただし、イヤホンの使用によって安全な運転ができず事故を起こした場合は、道路交通法第70条の「安全運転義務違反」に問われる可能性があります。条例に違反していなくても、事故を起こせば責任を問われるという点は覚えておく必要があります。

格安帯記事、冒頭のリード画像
耳を塞がないイヤホン格安帯(〜3,000円台)比較|レビュー1,000件超えの実力【広告・PRを含みます】 「ながら聴き」ができるオープンイヤー型イヤホンは、通勤中の周囲確認やテレワーク中の家族の呼びかけへの対応など、...

2. 都道府県の条例で規制されている

多くの都道府県では、「安全な運転に必要な交通に関する音や声が聞こえない状態」での運転を禁止する条例が定められています。自転車・自動車のどちらにも同様の規定が適用されるのが一般的です。

地域 規定の概要 罰則
茨城県 イヤホン等で安全な運転に必要な音が聞こえない状態での運転を禁止 5万円以下の罰金
東京都 同上(道路交通法施行細則第8条) 5万円以下の罰金

ポイントは「イヤホンをしているかどうか」ではなく「安全な運転に必要な音が聞こえる状態かどうか」という点です。片耳だけの使用や、音量を下げた使用であっても、周囲の音が聞こえない状態と判断されれば条例違反になり得ます。

  • 片耳使用でも、周囲の音が聞こえない状態なら違反になり得る
  • 骨伝導型・オープンイヤー型は耳を塞がないため、周囲の音を聞き取りやすいとされる

骨伝導型やオープンイヤー型のイヤホンは、耳の穴を塞がない構造のため、密閉型と比べて周囲の音を聞き取りやすいという特性があります。運転時の使用リスクを減らしたい人は、こうした方式を検討するのもひとつの方法です。中価格帯で紹介したShokz OpenMoveのような骨伝導型は、耳を完全に塞がない設計のため、周囲の交通音への意識を保ちやすいとされています。

格安帯で紹介したUGREEN イヤーカフ型のようなオープンイヤー型も同様に、耳を挟み込む構造で密閉しないため、周囲の音を拾いやすい設計です。ただし、いずれの方式でも音量を上げすぎれば周囲の音が聞こえにくくなる点は変わらないため、過信は禁物です。

条例による規制章の挿絵

骨伝導型の特性章の挿絵

3. よくある質問

片耳ならイヤホンをつけていても大丈夫ですか?

片耳だけの使用であっても、「安全な運転に必要な音が聞こえない状態」と判断されれば条例違反になる可能性があります。音量を下げる、装着していない側の耳で周囲の音を確認するなどの工夫が必要です。

骨伝導型・オープンイヤー型なら問題ありませんか?

耳を塞がない構造のため周囲の音を聞き取りやすいとされていますが、音量によっては安全な運転に必要な音が聞こえない状態になり得るため、絶対に問題ないとは言い切れません。過信せず、適度な音量を心がけてください。

カーナビの音声案内をイヤホンで聞くのは違反ですか?

カーナビの音声案内自体を聞くことは問題ありませんが、その結果として周囲の交通音が聞こえない状態になっていれば条例違反の対象になり得ます。車内スピーカーでの再生も検討するとよいでしょう。

車に取り付けるスマホホルダーの使い方にもルールはありますか?

はい、取り付け位置によっては視界を妨げ、保安基準に抵触する可能性があります。詳しくは別記事で解説しています。

車のスマホホルダー、その取り付け位置は違反かも|視界規制と保安基準を確認

まとめ章の挿絵

4. まとめ

イヤホンをつけたままの運転そのものを禁止する全国一律の法律はありませんが、多くの都道府県の条例で「安全な運転に必要な音が聞こえない状態」での運転が禁止されています。片耳・骨伝導型であっても、周囲の音が聞こえなければ違反対象になり得る点に注意が必要です。

運転前チェックリスト

  • お住まいの都道府県の条例を確認したか
  • 音量は周囲の音が聞こえる程度に抑えているか
  • 事故を起こした場合、条例違反とは別に安全運転義務違反に問われる可能性を理解しているか

イヤホンを使う場面ではとくに、法令順守だけでなく自分と周囲の安全を守るという意識を持つことが大切です。

プレミアム帯記事、冒頭のリード画像
骨伝導イヤホンプレミアム帯(1.7万円台〜)比較|低音強化モデルで選ぶ2台【広告・PRを含みます】 骨伝導イヤホンの弱点としてよく挙げられるのが「低音が物足りない」という点です。実際にレビューでもこの点への言及...
比較記事、冒頭のリード画像
オープンイヤー型と骨伝導型、耳を塞がないイヤホンはどっちがいい?【広告・PRを含みます】 耳を塞がないイヤホンを探し始めると、必ず出てくるのが「オープンイヤー型(イヤーカフ型)」と「骨伝導型」という2...